記者会見を終えて、今日から明倫で滞在する椎名さんを空港まで迎えにいく。
椎名さんは、空港にいるたくさんの人の中でも、初めて会う私がすぐにわかるぐらいなにかの空気をはなっていた。
記者会見帰りにフランクと椎名さんは早速英語で何か話をし始め、仲良くなる。
明倫への帰りに鹿野にある『鳥の劇場』という演劇場へ訪問する。ここでは、9月14日から始まる演劇祭の準備でにぎわっていて、フランクは興奮している様子で、椎名さんは「へえ〜、ぜひいってみたいなあ。」と楽しみにしていた。
フランクの展示の前なので、と配慮してこの日は偶然集まったメンバーだけでご飯を食べた。それでも、メンバーのキャラクターの濃さに、椎名さんは「なんかすごいね」と、このまちの人の凄みを瞬時に感じていた。私も、ここのメンバーの凄さは知っていたけど、言葉にできなくて「そうなんだよ」と共有できて嬉しかった。
フランクの展示があるので、遠慮がちにメンバーと思っていたけど、フランクが自分の家かのように椎名さんを振る舞っているのをみて、ゲストがホストになって何かよかった。こういうフレンドリーさが、このまちには合う気がする。私たちメンバーも、フランクにもてなされるままに、落ち着いた。彼らは意気投合して何やらおしゃべりをしていた。