2012/07/27

フランクの一日(7/27)

フランクとレオを倉吉駅で待つ。
私はキャミソールに短パン、フランクは白いシャツにベージュのジャケットを着ていた。
あきらかに暑そうだけど、全然脱ごうとしないまま、川部さんといっしょに車で明倫地区へ向かう。

明倫地区の情報を事前に用意しなかったので、倉吉駅から明倫地区までの道なりをフランクもレオも不思議そうに眺めていた。

15分ほどで明倫地区に到着。「早速ですがオリエンテーションをする予定です。」と伝えると、「疲れているので休憩してからでお願いします。」と返事が返ってきた。オランダ(在住はオランダになる)からヘルシンキへ渡り、大阪へ、そこから倉吉にやってきたのだから、とてつもなく長い旅だったに違いなく、すぐに「オフコース」と答えた。
 今回の宿泊場所となる『別館いなしま』の説明を簡単にしたあと、2時間ほど休憩してもらった。

次に、スタッフが夕飯をつくってくれている間に、夕涼みがてら散歩をした。町に詳しいスタッフがフランクたちを案内する。
円形校舎から西側のエリアを練り歩く。私もまだ知らなかった水源地、水車の跡、大きい鯉がいる小さい川、NPOメンバーで運営してる大きな畑、大きな河原、森に続く階段など、車では通れない道があって、歩くと違った景色が流れる。
フランクとレオは、写真をとったり、あれはなに?と興味津々の様子。
スタッフは初め緊張のせいか、私の方に話をしてフランクの顔をみて話をしなかったけど、 徐々になれてきたようだった。


7時ごろ、別館いなしまに帰ると、ひやむぎ、いわしのミンチフライなどご飯を囲んでみんなで食べた。帰って早々、フランクはまるで自分の家のように、みんなに「ドリンクは何がいい?」と振る舞い、すっかり落ち着いた顔をしていた。
ご飯を食べながら、みんなで自己紹介をし、フランクも自分のこれまでの活動の話を少ししてくださり、和やかな空気の中、一日が終わりました。