2012/07/13

明倫AIR2012とは?

明倫AIR(Meirin Artist-In-Residence) とは
2010年よりNPO法人明倫NEXT100が企画運営し、鳥取県倉吉市明倫地区を拠点にアーティストによる滞在制作・展覧会を開催してきました。地元住民がさまざまな関わりの中で、アートを通じた異文化交流によって、地域を見直すきっかけになることを重点において実施してきました。これまでの明倫AIRの活動は下記のwebサイトで記録されています。

明倫AIR2010  アーティスト中村絵美
http://meirinair.exblog.jp/

明倫AIR2011 アーティスト三家俊彦
http://www3.ocn.ne.jp/~next_100/air/index.html

明倫AIR2012事業内容
引き続き、鳥取県倉吉市明倫地区を舞台に国内外から2組のアーティストが滞在制作をし、展覧会を開催します。例年同様、地元住民の生活圏の中でアートに触れ、異文化交流を通じて自己と対話する機会をつくることを目指します。また同時に、活動準備のための「明倫AIRスクール」を企画し、制作サポートだけでなく、アートをより楽しむための勉強会やワークショップを実施。そうすることで、地元住民や参加者自身と共に、アートを通じた交流の場、新しい価値を創造する場をつくります。

1.国内外から2組のアーティストによる滞在制作(AIR)+滞在成果発表展
Franck Bragigand滞在成果発表展 2012年8月25日(土)~9月9日(日)
椎名勇仁滞在成果発表展 9月29日(土)~10月8日(月・祝)
滞在期間・アーティストプロフィールはこちら

2.明倫AIRスクール
 アーティストが滞在している期間中、アートをより楽しむためのワークショップやトークイベントなどを開催。月に一度の少し変わった『学びの場』を開校します。
※1.2は鳥取県による助成事業『暮らしとアートとコノサキ計画』 の 一環となります。

3.灘手地区で『灘手AIR』事業開始
倉吉市全区の地域でAIR(アーティストインレジデンス)を展開する第一弾として、灘手地区を舞台に国内のアーティストが滞在制作をし、展覧会を開催します。
※展覧会の実施は今年、秋を予定。

倉吉市明倫地区の紹介
明倫地区は、東西に細長い倉吉の旧市街地の西側に位置しており、城下町、陣屋町として栄えた旧市街地の東側には、「赤瓦」・「白壁」・「黒い焼杉の腰板」のコントラストが美しい白壁土蔵群や、商家の町並みが続き、蔵や古民家を改装したギャラリーやカフェが営まれ、多くの観光客で賑わっています。
西側にあたる明倫地区は、商人と職人の町であったため、街道沿いの商家、町をめぐる用水路、農機具などをつくる鍛冶屋などが町にとけ込むように残っており、長年培われてきた何気ない人々の暮らしの音と香りが、とても居心地のいい空間をつくりだしています。